内視鏡下副鼻腔手術（ESS）向け術具の基本操作訓練具の開発

従来、医療現場における術具の操作訓練には、人体の構造を高いレベルで再現するため非常に高価なトレーニングモデルが使用されていました。

ところが高価であるがゆえに安易に利用しづらく、訓練を日常的に行うにはハードルが高い状況でした。そんな状況を解決したい医師からご相談を受けて弊社ではゼロからトレーニングモデルを開発。新しい分野で手探りな状況の中、ご要望を細かくヒアリングしさまざまな素材をテストして、人体に近い感触を再現することができました。

交換可能な4種類の手技別トレーニングBOX

しかも本トレーニングモデルには4種類の交換可能な手技別トレーニングボックスを組み合わせることができます。中のボックスを入れ替えることで、4種類の訓練を行うことが可能になるのです。本体を1つ購入いただければ、何度でも訓練を行うことが可能になりました。

小型で持ち運びが簡単で医療器具のデモにも最適

本トレーニングモデルは小型で持ち運びが簡単なため、どこにでも持ち運んで利用していただくことができます。セッティングも手軽なため、学術集会やハンズオンセミナーでのデモンストレーションにも最適な製品に仕上がりました。

ニッケンでは、得意分野である玩具やアミューズメント機の制作だけでなく、新しい分野へも展開をしております。従来分野で培った立体造形の技術・知識・経験値を活かし、さまざまなご要望に対応してまいります。

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